2008年8月30日(土)、国立女性教育会館にて男女共同参画メディアネットワーク+デルタG(グローカルフェミニズム研究会のメンバーとその他の研究者・学生・評論家・活動家)がワークショップを行いました。
タイトルは『情報発信メディアと男女共同参画の視点:ミニコミからインターネットまで 多様な取り組み事例から』。国立女性教育会館の「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」において開催されました。
概要は以下の通り。
コミュニケーション空間における葛藤??発言者に対する一貫性や可視性への要請と、安定した一貫性に回収されない交流への欲望との??は、決して珍しくはない。だが、性的マイノリティの存在主張に関して、「クィア」の視点をとりこむと、この葛藤はとりわけ切迫した問題となりうる。本WSでは、個人を特定の「人格」や「要素」に還元する「パッケージ化」の欲望と、「パッケージ化」を逃れようとする欲望との葛藤に焦点をあてつつ、クィアなコミュニケーション空間の可能性について検討したい。
司会は、前半が一橋大学大学院の井芹真紀子、後半がマサキチトセ。飯野由里子とマサキチトセによる発題を受けて荻上チキ及びミヤマアキラがレスポンスをして、その後フロア・ディスカッションで他の登壇者及びフロアの参加者による発言を募った。
レポート
- でみあんさんによる詳細なレポート
- ミヤマアキラによる個人的な感想文(笑)
- ミヤマアキラによる、自身の発表についての詳細な説明とその他の論点の紹介
- 斉藤正美による写真レポート
- マサキチトセによる、当日の様子のレポート&発表の説明
- tummygirl による「クィア」、「身体性」、「可視性」などについて突っ込んだレポート